不安を乗り越える

私は、基本的に不安がる人である。朝起きるとちょっとした心配事でも、不安になり、非常に憂鬱な朝を迎える日々を送っている。朝は爽やかというイメージは全くない。胃が痛い状態で朝を始めることが本当に多い。

自分でどうにかしないと思ってはいるものの、薬、食事療法、運動、瞑想、カウンセリング等いろいろやっているがこれというものはない、ただし、それぞれ、ある程度のレベルでは聞いている。私が社会人になったばっかりのころはあまりの不安で吐いていたりもしたが、薬と、食事療法でそこはある程度抑えられている。とりあえず、生きることができるレベルまで上がってこれたのはよかったことだ。

今自分が求めているのは平安。これに関しては、仕事を始めて以来一度も感じたことがない、いつも何かしでかすのではないかと思い、不安でいっぱいになっている。

 

そんなもの考え方次第だとよく怒られたが、それができれば苦労しないよと思う。

 

しかし、それと同時に面白い事象に出くわすことがある。

 

上司Aの前では全く何もできないくらい不安なのだが、上司Bの前では面白いくらい仕事がうまくでき、不安が全くないという状態があるのに気がづいた。

 

なんでだろう、と考えてみた。

 

上司Aは指示があいまい、これちゃんとやっといて、何とかしといてといった具合で何やればいいのか全く分からない。

 

一方の上司Bは、これを、いついつまでにワード1ページにまとめて、書く要点は、これとこれとこれ、言った具合に非常にわかりやすい。

 

そのため、上司が望んでいる結果を出すことができ自分自身もうれしかった。

 

気が付いた、私が不安だったのは指示が不明確で正しく理解できているか不安だったのだ。

 

人間先が見えないと不安になるけど、指示が明確だと先を描くことができ不安は消えていく。

 

この経験以来、具体的に何をすればいいのか気を付けるようにしている。

 

少しはマシになったであろうか。

 

相変わらず不安は強いが、生き続ける日々。

 

学んでいれば必ず転機が来ると信じている。